食べること

私は昔食べるのがすっごく遅くて。

小学校の給食に苦手な料理があったら

掃除が始まるまで食べていたくらい。

今思ったら酷い話だよなぁ…

あの頃は給食を残すのは

悪だったもんねー。

無理して食べて不快な思いを抱く方が

よっぽど心身にわるいんじゃね!?

って今の私なら思うけど!

あの頃は同調圧力もすごかったんだよなぁ…

で、小学生のある日、ふと思ったわけです、

これ噛まなかったら、もっと早く食べられるよね!?と。

その日から私は食べるのがすごく早くなった!

噛む時間が減ったから!

 

で、今、ふと思ったんです。

私、食事をする時にただ食べているなぁと。

食事を、食べるという行為を楽しめていなくて。

本当はもっと食感だとか匂いだとか

またその素材にたいする思いとか

そういう思考をもって食事をしたいなぁって。

 

私はこの、早く食べよう思考に何十年も囚われていて

食べる行為をおざなりにしてきていたんだなーって。

この文をかきながら思っている。

 

私は何を焦って早く食べているんだろう?

 

これって今この瞬間を

見ていないのと同じ様な気がしてきて。

 

もしかして明日には

こんな考え忘れているかもしれないけど

もし思い出せる瞬間があったら、

コンビニのお弁当でも、ファーストフードのお店でも

この、今食べている、

今この瞬間の自分を見つめてみたいと思う。